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ブロマガ掲載予定 サンプル 官能小説 『寝取らせ妻 優子』(仮)



実は私も〝寝取られ願望〟を持っていまして、常日頃からそのようなサイトを見て妻が他人に抱かれるのを想像して興奮したりしていました。

ただ、あくまでもそれは想像の中だけの話です。

スワッピングや寝取らせプレイなんてものは、とても現実世界でやるような事ではないと思っていましたし、ましてや自分の妻が浮気するなんてことは実際には考えられなかった。

そしてもちろん私はその性癖を妻に話したりする事もしていませんでした。そんな話をしたら本気で幻滅されてしまうだろうと思っていましたから。


妻の優子とは結婚して5年、色々事情があってまだ子供はいません。

優子の容姿ですが、結構美人の部類の入ると思います。色白で黒髪が綺麗で(染めた事がないと言っていました)胸もそこそこあります(Eカップ)。

優子は名前の通り心優しい性格で、少しおっとりしているところもありますが、基本的には真面目でしっかりしていますし、家事(専業主婦)もちゃんとやってくれています。

そんな優子と結婚できた自分は男として恵まれていると感じていました。

それなのになぜ〝寝取られ願望〟なんてものを私が持ち始めたのか。

それはコンプレックスの裏返しのようなものでした。

実は私、自分のセックスに全く自信がないのです。

ペニスのサイズは本当に短小です。完全に勃起しても長さは小指くらいしかないし、陰茎は細くて亀頭も先細りしたように小さいです。

しかも早漏で、挿入から5分以上もった事はありません。


私にとって優子は初めての女性でした。だから正直分からないんです。優子が私とのセックスに満足しているのかどうか。

挿入では優子はあまり喘いでくれませんし、前戯は出来る限り頑張っていますが、感じてくれているのかどうかよく分かりません。(たぶん私にはテクニックやセンスがないのだと思います)

最中に「気持ち良い?」と聞けば「うん」と優子は答えてくれますが、果たして本心で言っているのかどうか、怪しいです……優子は優しいので、私のプライドが傷つくような事を言う訳がないんです。


ちなみに優子は私と出会う前に1人だけ別の男と付き合っていた事があるそうです。大学時代に2年程付き合っていたそうなので、たぶんセックスもその男と経験していると思います。

だから心の中で元彼と比べられているのではないかと、不安になっていた事もありました。


しかし、大前提として、それでも優子は私と結婚してくれた訳ですから、例え私とのセックスに満足していなかったとしても、きっと優子の中でそれは重要な事ではないのだと、私は考えていました。

つまり、優子はセックスにそれ程興味はないのだと。

だから私はこっそりネットで〝寝取られ〟を自分独りで楽しむだけに留めていたのです。


しかしある日、そんな考えを一変させるような事実を、私は知ってしまったのです。

それはとある休日の事でした。

その日は優子が友人とランチに出掛けると言うので、私は昼から家で1人留守番をしていました。

私は暇だったので、随分前にパンクしてそのままにしていた自転車を直そうと、家の中で小さな工具セットを探していました。


「あれ、ここにあったと思ったのになぁ。優子がどこかに仕舞っちゃったのかなぁ。」


どうにも見つからないので私は2階の部屋にある優子専用のクローゼットの中も探しました。

そこで私は魔が差したというか、なんとなく優子の下着などが入っているタンスも開けてしまったのです。

もちろんそんな所に工具セットなど入っている訳がないのですが、私は少しの間優子のパンツを広げて見たりして、イヤらしい気持ちで楽しんでいました。

ところが、そのタンスの引き出しの奥から、私はとんでもないものを見つけてしまったのです。

それは少し大きめのポーチでした。


「ん?なんだこれ?」


ポーチは花柄の可愛らしいデザインでしたが、中にはガチャガチャと随分と重い物が入っているようでした。

その重さや感触から生理用品ではないのだろうと思っていましたが、開けて中を見て驚きました。

ポーチの中には、いわゆる〝大人のオモチャ〟が入っていたのです。

よくAVなんかに出てくるピンクローター。

それと小型のコケシ型マッサージ機。

そして男性のシンボルを模った紫色のバイブレーター。


私は愕然としました。

優子がこんな物を1人で使っていたなんて……。

バイブレーターは、短小の私のペニスよりも明らかに長く太いものでした。

バイブレーターはスイッチを入れると、細かく振動しながら女性の膣内を掻き回すような卑猥な動きをし始めました。

にわかには信じ難かったですが、これは確かに優子のタンスから出てきた訳で、優子の所有物である事は確実です。

自分のペニスに大きなコンプレックスを抱えていた分、私の心は傷つきました。

そして私はタンスの中からさらにショックな物を見つけてしまったのです。

それは大きめの紙箱に入っていたコンドームの束。

箱には144個入りと書いてありましたが、中のコンドームはその半分も残っていませんでした。


――まさか……優子が浮気!?――


一瞬そんな事を考えて、私はその場に崩れ落ちる程ショックを受けましたが、その後ネットで調べたところ、それはどうやらバイブ用のコンドームだったみたいです。

おそらく、優子はネットで大人のオモチャを買い、一緒にこのバイブ用コンドームも買ったのでしょう。

そのコンドームを売っている女性向けのサイトには、バイブを衛生的に使うためにコンドームの使用を推奨していました。

優子は綺麗好きだから、バイブが汚れてしまうのを気にしたのでしょう。

しかし144個入りのコンドームが半分以上もなくなっていたという事は、優子は少なくとも今まで70回以上はこのバイブを使ってオナニーをしていたという事になります。

女性でも自慰行為をしている人が多いのは知っています。
しかしあの優子が、しかもこんなオモチャを使っていたなんて……。


優子はセックスに興味がない訳ではなかった。

それどころか、私との性生活に満足できず、欲求不満を抱えていたのです。

オナニーをしていたというだけで悲観的な考え方かもしれませんが、私はそうに違いないと確信しました。


その日私はしばらくパニック状態で、もしかして優子は今浮気しているのかもしれないなどと不安に駆られ、優子が友人と食事をしているレストランを覗きに行ってしまいました。

窓の外から覗くと、優子は親しい女友達と楽しそうに食事をしていました。

私はそれを見てホッとすると同時に、何をやっているんだと自分に呆れていました。


――優子……疑ってごめん――


優子が帰宅した後も、私は大人のオモチャの事を優子に聞くことはできませんでした。

そんな事を聞いたら優子が傷つくと思ったからです。

優子はあれを私に隠して使っていたのですから、その事を知られたくはないでしょう。

しかし私の胸の中のモヤモヤは消えません。

そして私はその日から、以前にも増して〝寝取られ〟に嵌っていきました。

ネットで寝取られ系の作品を見つければ、迷わず買って、出てくる女性と優子を重ね合わせ興奮を得ていたのです。

優子が他の男とセックスをする妄想ばかりして、本当に毎日病的な程でした。

思えば、その頃から私の暴走は始まっていたような気がします。



私が仕事をしている間に優子はあのバイブレーターで乱れ、欲求不満を解消しているのかと思うと、それが気になって仕方なかった。

時々こっそりあのタンスの引き出しをチェックをしていたのですが、確実にコンドームの数は減っていて、ああ、本当にやっているんだな、しかも結構な頻度で……とショックを受けていました。

もういっその事、隠しカメラで優子のオナニー姿を盗撮しようかと本気で考えた事もありました。

でも、もし優子にバレたらと、怖くてなかなか行動に移せませんでした。


悶々とした気持ちで過ごす日々。

しかしそんな私にある時、転機が訪れたのです。

それは私の会社に転職してきた斎藤貴大という男との出会いでした。


斎藤君は私より歳は2つ下。
高身長でスタイルが良く、顔も整っていて、所謂イケメンと言っていい程の容姿を持っていました。
その上、頭の回転も速く仕事もできる男だったので、女性社員からはあっという間に人気を集めていました。

ちなみに斎藤君は独身です。

私は入社してきたばかりの斎藤君に仕事を教える事が多かったので、自然と仲が良くなりました。

それである日、その斎藤君からこんな誘いを受けたのです。


「今井さん(私)、今度週末に俺の部屋で飲み会やるんですけど、今井さんも来ませんか?」


「斎藤君の部屋で?」


「派遣の女の子で伊藤さんっているでしょ?あの子が料理上手らしくて、色々と作ってくれるって言ってるんですよ。」


「へぇ、伊藤さんが。うーんどうしようかなぁ。」


「今井さんもぜひ来てくださいよ~」


私が返事を迷っていると伊藤さんがそう声を掛けてきました。

伊藤さんは派遣社員で、20代前半の可愛らしい女性です。

今回の飲み会には他にも何人か同じ部署で働く人間と、派遣社員の人がそれぞれ参加するとの事でした。

うちの部署の派遣の方々は日頃からよく働いてくれていたし、この機会に親睦を深めるのも良いかなと思い、私は飲み会への参加を了承しました。


当日、飲み会は大いに盛り上がり、私も楽しい雰囲気に酒が進んで結構酔っ払っていました。

その日集まったメンバーは私以外に既婚者は居らず、皆そのまま斎藤君の部屋に泊まっていくとの事でした。

斎藤君の部屋は広かったので、人数が多くても雑魚寝ができます。

それで、私は電車がある内に1人で帰るつもりでいたのですが、ついつい酒が効いていた事もあってウトウトしてしまい、ソファで軽く眠ってしまいました。

そして起きた時には時計は夜中の1時を回ってしまっていました。

他の皆もすでに泥酔して眠っている中、私は部屋を出て廊下で優子に電話を入れました。


「あ、優子?ごめん遅くなって、今からタクシーで帰るから。」


「うん、ちょっと心配してたから良かったぁ。私のメール気付かなかった?」


「ごめん今さっき気付いたんだよ。久しぶりに酔っ払っちゃってさ。」


「そっか、じゃあ気を付けて帰って来てね。」


「分かったよ。あ、優子先に寝ててもいいぞ、もう遅いし。」


「あ~うん、でも待ってるよ。フミ君(私のこと、名前は史彦です)が帰って来てからの方が安心して眠れるし。」


「そっか。じゃあ今から帰るね。」


「は~い、待ってるね。」


少しお惚気のような会話ですが、私たちは基本的に夫婦仲は良い方だと思うのでいつもこんな感じです。

それと優子は結婚してから、私より先に寝た事がありません。

どんなに私の仕事が遅くなっても、優子は起きて待っているのです。

遅くに仕事から帰って、待ってくれていた優子に笑顔で「おかえりなさい」と言われる度に、私は優子と結婚して良かったと心から思っていました。


話を戻します。。。

私は帰る前に斎藤君にだけは挨拶をしておこうと思ったのですが、皆が寝ているリビングには斎藤君の姿はありませんでした。

他の部屋にいるのかなと思い、私は隣の寝室と思われる部屋のドアをゆっくりと開けました。

すると、中から女性の声が聞こえ、私はドアを数センチ開けたままの状態で固まってしまいました。


「あっあっあん……ンァ……ハァ……」


それは明らかにアレをしている時の女性の喘ぎ声でした。

そして薄暗い部屋の中をそっと覗き込むと、そこにはベッドの上で四つん這いになっている裸の伊藤さんと、その伊藤さんのお尻を後ろから掴んで腰を振る斎藤君の姿がありました。

生で他人のセックスを見るのは、私にとって初めての経験でした。

しかも毎日のように顔を合わせている職場の人間同士のセックスです。

私はしまった!と思いドアを閉めようとしたのですが、寸前でそれを止め、しばらく2人の行為を覗き見していました。

このような他人のプライバシーを覗く行為はいけない事だと分かっていましたが、私の目は釘付けになってしまい、どうしても覗きを止められなかったのです。


「あっあっ……んぁ、斎藤、さぁん…ぁ…あっあんっ……」


「どうした?ここ擦れると気持ち良いでしょ?」


「あっんっうん、あっあっ……」


そんな言葉のやり取りをした後、斎藤君は一際激しく腰を振り、伊藤さんを責め始めました。

伊藤さんの柔らかなそうなお尻と斎藤君の腰がぶつかるパンパンパンッ!という生々しい音が部屋に響き、
それと同時に、伊藤さんは余程気持ち良いのか、顔を紅潮させながら随分と大きな声で喘いでいました。


「あっあっあああっ!あっそれ……スゴイ、あっあっあんっはぁアアッ!」


2人のセックスは、私と優子が普段しているようなセックスとは全く違うものでした。

私は短小早漏のため、あんな激しい事はできませんし、あんな長いストロークで腰を振る事もできません。

もし私がこんな激しいセックスを真似しようとするものなら、一分も経たない内に射精を迎えてしまうでしょう。

斎藤君には〝肉食〟という言葉がよく似合う。筋肉質な身体や激しいセックスは、まるでAV男優のようです。


――もし優子がこんな相手とセックスをしたら、どうなってしまうのだろうか……伊藤さんと同じように、優子もあられもない声を出して喘ぐのだろうか――


私は斎藤君のセックスを見て、そんな想像をせずにはいられませんでした。


「あっあっあああっ!もうダメ……ああっ、イクッ!いくぅ!」


伊藤さんの乱れた声に、私は興奮していました。

AV以外で女性が絶頂する瞬間を見るのも、私にとっては初めての事でした。

私は優子をイかせた事がないので……。


伊藤さんがビクビクと身体を痙攣させた後、斎藤君は伊藤さんの身体からペニスを引き抜きました。

私はそこで硬く勃起した斎藤君のペニスを見て、驚きました。

見事な巨根です。

私のモノよりも大きいのは当たり前として、おそらく日本人男性の平均以上のサイズでしょう。

太い陰茎には血管がボコボコと浮かび上がり、亀頭も傘を開いたように巨大です。

それに玉袋も私のものより一回り以上大きいように見えました。

ヘソに付きそうな程反り返った斎藤君の巨根ペニスに、私は強烈な劣等感を覚えました。

斎藤君の身体からは、私にはない強いオスの匂いが漂っている。


その後、斎藤君は伊藤さんにフェラチオをさせていました。

伊藤さんは結構慣れているようで、リズムよく頭を前後に動かしています。


「そうそう、上手いじゃん。あーすげぇ気持ちイイ。」


「ほんと?ウフフ。」


伊藤さんは斎藤君に褒められて嬉しそうに笑顔を見せていました。

ですがそこまでした。

ふと顔を上げた斎藤君と私の目が合ってしまったのです。

私の胸は心臓が止まってしまいそうになる程ドキっとしました。

他人のセックスを覗き見するなんて下劣な行為です。恥です。

その時の私は、動揺した情けない表情をしていたと思います。

しかし斎藤君は覗き見していた私に気付くと、ニヤニヤと笑みを浮かべていました。

そして伊藤さんにバレないように、人差し指を口の前に当てて〝しー〟とジェスチャーをしてきました。

私はそれを見て、ゆっくりとドアを閉めました。


それから私は足音を立てないようにマンションの部屋を出ると、タクシーに乗りました。

しかしその間も、私の胸はドキドキと高鳴ったままです。異常な興奮状態でした。


家に帰宅した頃にはもうすでに深夜でしたが、私は我慢できずに優子の身体を求めました。

寝る前にベッドの中で誘うと、優子は「え、今から?」と少し驚いていましたが、応じてくれました。

裸になった優子を抱きしめ、白く柔らかなその身体を味わう。

優子の身体はいつも甘い香りがします。

豊かな乳房を触り、ピンク色の乳首を立たせ、アソコを前戯する。

愛液が出てきたのを指で確認すると、私は優子に挿入しました。

そして私はいつもより激しく腰を振ってみせました。

すると案の定1分程度で射精。

私はつい「ごめん、もう出ちゃった」と優子に謝りました。

しかし優子は不満な表情は一切見せずに微笑むと、私の短小ペニスからコンドームを外し、ウェットティッシュで優しく拭いてくれました。

私はそんな優子が、心から愛おしいと思いました。


「……。」


――でも優子……俺のこんなセックスでは不満なんだろう?――


私は、自分の中に存在する黒い欲望が急激に脹れあがってくるを感じていました。





もう1つのブロマガ掲載予定作です。
更新できないのでこれもとりあえず…アップしておきます。
テーマは〝寝取らせ〟です。

官能小説 喰われる妻 菜穂
【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
官能小説 女子大生 果歩
官能小説 人妻 香苗

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[ 2015/02/21 ] TB(0) | CM(-)

ブロマガ掲載予定 サンプル 官能小説 『喰われる妻 有希』(仮)


妻の有希とは結婚10年目。

私と有希はまだ互いに高校卒業したてだった18歳の頃に調理師専門学校で出会い付き合い始め、その後私が20代で洋食屋を開業する頃に結婚しました。

最初は夫婦2人とアルバイト数人で切り盛りしていた小さな店だったのですが、自分達の予想以上に店は繁盛し、売り上げはうなぎ登りに上がっていきました。

しかし売り上げがいくら良くなろうと、小さな店ですから、私達夫婦の収入は一日17時間働いても普通のサラリーマンと比べれば大したことはありません。

子供も欲しいし、マイホームも欲しい。将来の事を考えれば、もっと稼がねばなりません。

そこで私は一大決心をして、店舗を広げていく事にしました。

お金と人を集め、寝る間も惜しんで必死に働き続けました。そのお陰か、満を持して開店させた2店舗目も大盛況。

勢いに乗った私は数年で県内に5店舗もの店を開店させていきました。

全ての店が本店と2店舗目のような売り上げを付けていた訳ではありませんでしたが、それでもどこも黒字でそこそこの数字を出していました。

経営が軌道に乗っても私達夫婦は相変わらず忙しかったですが、それでもその頃の年収は同年代の友人達の2倍以上もあり、正直ウハウハ状態でした。

私は1人の男としても大いに自信をつけ、妻ともさぁこれから子供も作って、マイホームの購入を考えていこうかと話していました。

ところが、店の経営が絶好調だったその頃に突然事件は起きました。

展開していた店の内の1店舗で食中毒を起こしてしまったのです。

保健所から営業停止を勧告されるようなことはありませんでしたが、噂はネットを通じて瞬く間に地元に広がり、私達の経営は大打撃を食らいました。

売り上げ好調で浮かれていた私は、自分の甘さを痛感しました。

そしてそれを切っ掛けに各店舗の売り上げは赤字に転落。食中毒を出した店舗は数ヶ月で閉店、その他の4店舗は続けていたものの、なかなかお客さんは帰ってきてはくれませんでした。

こういう時は思い切って損切りするべきなのでしょうが、各店舗には今まで店を支えてくれていた従業員を数多く抱えています。心情的に彼らを簡単に失業させる訳にはいかなかったのです。

しかし数年間、売り上げを戻すために必死に走り続けましたが、同じ地元にテレビで何度も取り上げられるような超人気ハンバーグ店ができたのもあり、私達の店にお客さんが戻ってくる事はついにありませんでした。

その後、本店だけを残し他店舗は閉店させ、新たに惣菜屋を開店させるも、それも失敗に終わりました。(これが結構痛かった)

そしてあえなく倒産。疲れ切った私達夫婦に残ったのは莫大な借金でした。

さらに不幸な事に、地位も名誉も自信も打ち砕かれた私は、その後、肉体的精神的疲労からうつ病を発症してしまったのです。



まさに転落していった私達夫婦の生活ですが、それでも私達が離婚という言葉を出したことはありませんでした。

妻の有希は私を愛してくれており、借金まみれの状態でも、うつ病の私を気丈に支えてくれていました。

気力を失い、アパートの部屋に籠りきりがちになった私の代わりに、有希は近くの工場に派遣社員として働きに出てくれていました。

有希は優しい妻です。見た目も性格もおっとりしたタイプなのですが、実は芯はかなりしっかりしています。

しかしそれに比べ、一度の挫折から立ち直れなくなっていた私はあまりにも弱い人間になってしまっていました。

そして弱い私は、弱いがために大きな過ちを犯してしまいました。

なんと、私は妻が働きに出ている間に、あろう事かギャンブルに嵌ってしまったのです。



ある日の昼間、気分転換にアパートの部屋を出て散歩をしていた時に、ふと目にパチンコ店が入りました。

パチンコなんて今までした事がなかった私でしたが、どんな物かと試しに店に入ってやってみたのです。

財布の中には1万しか入っていませんでしたが、それを全部使いました。

やり方はよく分からない私でしたが、偶々座った台が良かったのか、隣の気の良いオジさんに教えてもらいながらやっていたら、なんとその日だけで1万円が5万円に。

私は大喜びしました。4万円の黒字です。これだけの金額を飲食店で出そうとすればハンバーグを何十個も焼いて売らなければなりません。それが椅子に座ってゲームをしただけ簡単に手に入ったのです。

私はその喜びを忘れる事ができず、次の日もパチンコに行きました。そしてその日から私の本当の転落人生は始まったのです。

私はあっという間にギャンブル依存症になりました。

パチンコ、パチスロ、競馬、競艇……今日はダメでも明日は大勝できるかもしれないと、止める事ができませんでした。

当然、ギャンブルでそうそう簡単に黒字を出せる訳はなく、私の資金は底を突きかけていました。

それで止めればいいのですが、最悪な事に私はそこで闇金に手を出してしまったのです。

分かっています。私は馬鹿で愚か者です。その時の私の精神は異常だったのだと思います。

ギャンブルをやっている事、闇金に借金をしている事は有希には内緒にしていました。

有希には毎日、ハローワークに行って就職活動をしていると嘘をついていました。

しかしそんな嘘がいつまでも通じる訳がありません。


ある日、借りた金を全く返せていなかった私の所にとうとう借金取りがやって来ました。

身体の大きい厳つい顔をした怖そうな男が2人。完全にヤ○ザにしか見えませんでした。

「金を返せ」と言う2人の前で、私は身体をガクガク震わせながら、土下座しました。

「なんとか、来月までには少しでも返せるようにしますので、今日は勘弁してください。」

しかしそんな話が通じる訳がありません。

「少しじゃこっちは困るんだよ!お前いくら借りたと思ってるんだ!?」

胸ぐらを掴まれ、私は罵声を散々浴びせられました。私は殺されてしまうんじゃないかと怖くて怖くて、その場で失禁してしまいました。

男達は私の財布から金を抜き取り、「また来るからな、それまでに用意しとけよ」というような事を言ってその日は帰っていきました。

私は自分が情けなく、そして目の前の現実に絶望しました。いっその事公園で首をつろうとも思いましたが、弱い私にはそれもできませんでした。


その日家に帰ると、先に仕事から帰って来ていた有希が晩御飯の温かいシチューを作って待ってくれていました。

「今日はどうだった?仕事見つかった?」と有希に聞かれて私は泣きそうになりましたが、涙を堪えて「ダメだったよ」と答えました。

「そっか……明日は見つかるといいね。」

「有希……ごめんな……」

私が暗い顔で謝ると、有希は「謝らないで、大丈夫よ、きっとその内仕事は見つかるわ。今は私の収入だけでもなんとか食べていけてるんだし、ね?焦らなくても大丈夫。」と励ましてくれました。

〝大丈夫〟という言葉は、私がうつ病になってから有希の口癖になっていました。

有希は店の経営が傾いた時も、私がうつ病になった時も、文句や愚痴を一切言いませんでした。

それよりも、いつも私の身体を第一に心配してくれていました。

これだけ有希に負担が圧し掛かってる状況でも、有希は私を安心させようと、笑顔で〝私がいるから大丈夫だよ〟と言ってくれるのです。

私は……私は、そんな優しい有希を裏切っていた大馬鹿者です。



そしてそれから数日後の夜、有希が不安に満ちた表情で仕事から帰ってきました。

私がどうしたんだと聞いたら、有希は私に、今日借金取りの人達が仕事場に来たのだと言いました。

有希は「どういう事なの?説明して!」と涙ながらに私に言いました。

私はそこで有希に全てを白状しました。

ギャンブルに嵌ってしまっていた事、闇金に手を出してしまった事、ハローワークに通っているというのは嘘だという事も。

しかし有希はそれを聞いても私に怒ったりはしませんでした。有希ただただ悲しそうに涙をポロポロと流していました。

そして有希はそのまま黙ってアパートを出て行きました。

部屋に残された私は、数時間呆然と過ごした後、再び自殺を考え、部屋の中にロープの代わりになるものはないかと探しました。

押し入れから引っ越しの時に使っていた簡単には切れそうにない紐を見つけると、私はベランダの手すりに紐を固く縛り、さらに自分の首に紐を巻きつけました。

あとは体重を掛けていけば意識を失った後、数分で逝けるはず……。


――ごめんよ有希……さよなら有希……――


しかし私が死を覚悟した瞬間、アパートのドアが突然開きました。そこには帰ってきた有希が立っていました。

有希は紐を首に括り付けている私を見て、慌てて駆けつけてきました。

「ダメ!死んじゃダメ!お願い!死んじゃイヤ!」

有希は泣きながら私の首から紐を外し、私に息がある事を確認すると、痛いくらいに強く抱き付いてきました。

私と有希は、そのまま抱き合って長い間号泣していました。

そしてその後、少しだけ落ち着きを取り戻した私は、改めて有希に謝りました。

全て俺が悪い、と。

それなのに有希は、パチンコの事も闇金の事も、もっと私が気を配っていれば止めれたのにと、自分を責めていました。

私は有希の優しさに涙が止まりませんでした。

有希はもう一度夫婦で協力して借金を一緒に返していこうと言ってくれました。

そして私はギャンブルから卒業する事、明日からすぐに職を探す事を有希に約束しました。

その日の夜、私と有希は1つの布団に入ってずっと抱きしめ合っていました。

有希は布団の中で私に
「もう死のうなんて絶対考えないでね。あなたが死んだら私も死ぬから」と言い、
私は「分かったよ。ごめんよ有希、愛してるよ有希」と何度も有希を抱きしめながら言いました。



再び夫婦二人三脚で進んでいこうと決めた私達夫婦。

しかし当たり前ですが、それですぐに借金が消える訳ではありません。

元からある借金と、私が闇金で作った借金はそうそう簡単に返せるものではないのですし、それから逃げる事もできないのです。

翌日の夜、私がハローワークから帰ってくると、アパートの前であの借金取りの2人組が待っていました。


「おお!待っとったぞぉ!」


声を掛けられた私は、すぐに2人に謝りました。


「すみません!まだお金は……もう少し待って頂き……」


しかし私がそう言い切る前に、2人は思ってもみない事を言い始めました。


「おうおう、それだがなぁ、今日はお前に良い話を持ってきてやったんだよ。」


「良い話……ですか?」


「あぁ、借金の返済期限の事なんだがな、もう少し待ってやってもいいぞ。」


「ほ、本当ですか!?」


「本当さ、どうせまだ金用意できていないんだろ?」


「は、はい……」


「だったら待ってやるよ。ただし!条件があるけどな。」


「じょ、条件……何でしょうか?」


「心配するな、簡単な事さ。」


「簡単な事……」


「あぁ……実は昨日お前の嫁の仕事場を覗いたんだけどな、驚いたぜ、お前にあんな美人な嫁がいたとはなぁ。」


男のその言葉を聞いて、私は悪い予感がしました。


「つ、妻に何か……?」


「もう分かるだろ?へへ……そのお前の嫁を俺達に抱かせろ。そうしたら借金の返済は待ってやる。どうだ?簡単だろ?お前は何もしなくてもいいんだからな。」


私は顔面蒼白になりました。

有希は私の大切な妻だ。世界でたった1人の、私が愛している妻だ。

そんな事できる訳がない。やらせる訳にはいかない。


「ま、そういう事だから、明日の昼の1時にこのアパートで待ってるように嫁さんに伝えといてくれや。」


「ちょ、ちょっと待ってください!そ、それだけは……妻だけは……」


「ぁあ!?じゃあ今すぐここで借金全部返してもらおうか!」


「そ、それは……」


「それとも、今から俺達の仲間がやってる病院に夫婦共々連れて行ってやろうか?そこでお前たちの腹を掻っ切って内臓を闇市で売らせてくれれば借金完済って事にしてやるよ。どうする?行くか?」


「そ、そんな恐ろしい事は……」


「だったら嫁を用意しとけや!別に減るもんじゃねぇんだから寧ろありがたいと思えよ!」


「で、でも……妻は…妻だけは勘弁してください…」


そう言っても男達は聞いてはくれず、そのまま私を無視して車に乗り、去って行ってしまいました。

私は茫然自失でその場に膝を落としました。


――どうしたらいいんだ……どうしたら――


借金取りが帰って少ししてから、スーパーの袋を持った有希がアパートに帰ってきました。

有希は肉が安売りだったから今日は牛丼にするねと嬉しそうに私に言い、エプロンをつけてキッチンで晩御飯の用意を始めました。

私は有希の後姿を眺めながらどうしたらいいのかと悩み続けていました。

明日の昼、借金取りが有希を求めてやって来る。有希がいなければ、また有希の職場にまで押しかけてくるかもしれない。

あの男達を怒らせたら、何をされるか分からない。


「ねぇ、ハローワークどうだった?」


「え?あ、あぁ、何社か面接を受けさせてくれるって。でも年齢的に採用される確率は低いってさ。だから他も探しておかないと。」


「そっか……でも大丈夫、きっとどこか雇ってくれる所があるよ。」


食事中、有希は私の働き先が決まった訳でもないのに、面接をすると聞いただけでどこか嬉しそうな顔をしていました。「ハローワークに行っただけでも大きな一歩だよ」と、本当にニコニコと嬉しそうに。

私はそんな有希を見て思いました。明日は自分1人であの男達と対面し、また許してもらえるまで謝るしかない。必死で謝れば、命までは取られないはず、と。

しかしそう決心したものの、私は夜、布団の中で明日の事を考えながら、そのあまりの恐怖感に身体を震わせていました。

すると、そんな私に有希が布団の中で声を掛けてきました。


「ねぇ、あなた。」


「ん?」


「……明日、またあの人達がこのアパートに来るんでしょ?」


「えっ?有希、どうしてそれを知ってるんだ?」


「私、聞いてたの。今日アパートの前であなたとあの人達が話してるのを。」


「そ、そうだったのか……」


「だから……私…あの人達が何を言っていたかも…知ってるの。」


もちろんそれは、私に〝嫁を抱かせろ〟とあの男達が言っていた話の事でしょう。

有希はそれを聞いていたのです。

そして有希は、私が思ってもみなかった事を言い始めました。


「ねぇあなた……私……いいよ。その……我慢できるよ、1回くらいは……」


私はその有希の言葉を聞いて当然驚きました。


「な、何を言ってるんだ!ダメに決まってるだろそんなの!」


「でもそうしないと、借金が……」


「有希はそんな事しなくていい。俺が何とかするから。」


「何とかするってどうするつもりなの?」


「それは……」


「あなた1人で会ったら、今度こそ何をされるか分からないわ。」


「……。」


「ねぇ、私が少し我慢すればいいだけの事なんだから、ね?もしあなたが大きな怪我をするような事があったら私嫌なの。」


「有希……」


「もうさっき会社の人に連絡して明日の午後は休みをとったわ。……大丈夫、私、それくらいの事は我慢できるから。」


「それくらいの事って……」


「大丈夫だから、ね?あなたは心配しないで。」


情けない事に、私はそれ以上有希を説得する事はできませんでした。

いや、結局私は自己保身、我が身がかわいいだけのかもしれません。

自分があの男達に半殺しにされるような恐怖や痛みを味わうより、妻があの男達とセックスさえすれば、借金返済の期限を延ばしてもらえる。しかも有希はそれでもいいと言っている。

私は心の奥底で、本当は有希の優しさに甘えようとしていたのです。情けない男です。

有希は「大丈夫だから」と言うけれど、有希だって1人の女です。有希にとってあの男達に身体を許すことは、女として屈辱以外の何物でもないはず。

それを私は分かっていたのに、止める事ができなかったのです。



次の日、私が朝起きた頃には有希はすでに出勤しており、部屋には居ませんでした。

そしてテーブルの上にはメモ書き置いてありました。


〖おはよう。今日も就職活動頑張ってね。1つお願いがあります。今日は私から携帯に連絡するまでアパートには帰って来ないでください。それだけ、お願いしますね。 有希より〗


当たり前ですが、有希はきっと、あの男達に抱かれる所を私に見せたくなかったのでしょう。

しかし私はまだ悩んでいました。夫として、このままあの男達に妻を許していいのかと。

その後私はハローワークには行ったものの、有希の事が気になって職探しどころではありませんでした。

そして正午、私はアパートに向かっていました。有希との約束を破る事になりますが、私は行かずにはいられなかったのです。

アパートに着くと、私は部屋には入らず、アパートの裏に回りました。

ちなみに、私達が住んでいるのは築40年以上のボロアパートの一階です。小さいキッチンと風呂、それと畳の部屋が2つの部屋です。

裏に回った私はベランダの窓から中を覗き込みました。

有希はすでに帰宅していて、風呂でシャワーを浴びているようでした。

ボロアパートの薄い壁から漏れてくるシャワーの音。


――仕事の汗を流すため……だけじゃないんだよな――


そんな事を考えて、私の胸はドキドキと大きな音を立て始めました。

有希は風呂から出てくると、服を着替えて、鏡の前で化粧直しや髪型を直したりしていました。

それはもちろん、女が男とデートに行く前の準備でウキウキしているような雰囲気とは全く違います。

有希はソワソワと何やら落ち着かない様子で、何度も大きな溜め息をついていました。

有希のあんな不安そうな表情は見た事がありません。

私は思わず、有希に声を掛けたくなる衝動に駆られました。

〝やっぱりこんな事は止めよう〟と。

でも、できない。止めたいけど、できない。

正直どうしてその程度の勇気さえ出ないのか、自分でも分かりませんでした。

情けないと言う他ありません。


そしてそんな風に私がオタオタしている内に時間は刻々と過ぎていき、ついにあの男達がアパートにやって来てしまいました。


……ドンドンドン!!


ドアをノックする大きな音に、私と有希は同時にビクっと反応しました。


「おーい!おるかぁ!?」


ドンドンドン!!


「……は、はい!今開けます。」


有希は少し震えたような声でそう返事をしました。

ドアを開けると、そこにはあの2人の男達が立っていました。


「おお、約束通りちゃんと待っていたんだな。よしよし、なかなか物分かりが良いみたいだ。旦那はいるのか?」


「い、いえ……今日は外に出ていて居りません。」


「ハハッ、アイツも男気の無い奴だな、まさかにこんなに簡単に嫁を差し出すとは。正直もう少し抵抗されるかと思ったんだが。」


「……。」


「フッ、まぁいいだろう。じゃあちょっと上がらせてもらうぞ。」


そう言って有希の返事を待つことなくドカドカと部屋の中に入ってくる男達。


「しっかしボロいアパートだなぁ。まさに底辺生活って感じだな。」


「……あ、あの……今お茶入れますね。」


「おお、気が利くじゃねぇか。」


有希がお茶を出すと、男達はそれぞれ金光と平山と名乗りました。

(実は私もその時初めて男達の名前を知りました。今まで「○○の者だ」と会社名しか知らされてなかったので)

金光は金髪の厳つい顔をしている、如何にも悪そうな風貌の男で、
もう1人の平山という男は、身長180cmを超える大きな体格に、頭をスキンヘッドにしているプロレスラーのような男です。

見た目だけでも相当な怖そうな雰囲気と威圧感がこの2人にはあります。


「それにしても、どうしてあんたみたいな美人が、あんな冴えない男と一緒にいるんだ?あんたならもっとまともな男と結婚できただろうに。」


金光は苦笑しながら、有希を哀れむようにそう言いました。


「……」


「フッ、人生の選択を間違えちまったんだな。」


「……そ、そんな事ありません。私は……私は幸せです。」


「ほぉ、こんな借金まみれの貧乏生活で、しかも今から旦那がギャンブルで作ったその借金のために身体を売らなきゃならねぇってのに幸せってか。ハハハッ!あんた相当なお人好しだな。」


「……」


「あんた、優しそうな顔してるもんなぁ。旦那のためなら何でもやりますってか?泣けるねぇ。」


「……」


「でもなぁ、俺達はあんたみたいな女にも容赦しねぇぜ?返済期限を伸ばすツケはしっかりその身体で払ってもらうからな。」


有希はそこまで言われても黙ったままでしたが、手は何かに耐えるようにスカートの裾をギュっと握っていました。


「あんた顔も綺麗だが、身体も随分と良さそうじゃねぇか。」


「丁度良い熟れ具合だよなぁ、その胸も尻も、服の上からでも分かるぜ。俺よぉ、あんたを一目見た時に思ったんだよ、〝ああ、この女とヤリてぇなぁ、こいつのマンコに俺のマラをブチ込みてぇなぁ!〟ってさ。」


「……い、イヤ……」


ニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながら有希の耳元で下品な言葉を囁いてくる金光に、有希は明らかに不快そうな表情を見せていました。


「あんたはどうなんだい?セックスは好きか?こんなエロい身体してるんだから嫌いな訳ないよなぁ。もしかして、旦那だけじゃ持て余しているんじゃないか?」


「……」


「フッ、まぁいいさ、今からガッツリあんたのマンコにハメて、どれくらいスケベか確認してやるからよ。」


有希は何も答えずにただ黙ったまま俯いていましたが、私は金光の言葉を聞いているだけで吐き気がする程胸が締め付けられていました。

でも、正直に言えば私が知っている限り、有希はセックスは嫌いではないと思います。

私とは10代の頃から付き合い始めて、学生の頃は一週間の内に2回か3回というペースでセックスをしていましたし、有希の方から誘ってくる日もあるくらいでしたから、人並みに性欲はあるはずです。

しかし当然ですがそれは恋人であり夫である私が相手だからだと思います。

こんな金光や平山のような男達を相手にするセックスを有希が好む訳がありません。


「ハハッ、そんなに怖がるなよ、痛い事はしねぇからよ。ハメるからにはたっぷりと気持ち良くしてやる。だからあんたも楽しめばいいさ。」


不安そうにしている有希に金光はそう言いました。


「……た、楽しむだなんて……私は……」


「俺達相手じゃ楽しめないか?最初は皆そう言うんだよなぁ。
でもな、こう言っちゃなんだが、俺達はその辺の男よりも沢山女をハメてきてるからな、女の身体の事はよく分かってるんだ。
俺達の手に掛かれば、最初はいくら嫌だ嫌だと言っていても、どの女もすぐに気持ち良さそうにヒーヒー言って善がり始める。そしてその内嫌だなんて言えなくなる。
あんたもすぐにそうなるさ。」


悍ましい。きっと金光達はこれまでにも同じようにして金や脅しで女性を犯してきたのでしょう。だからこんな変な自信を持っているんだ。


「……い、イヤ……」


「ふん、私だけはそうはなりませんって顔だな?」


「…あ、当たり前です……あなた達なんかに……」


「ほう、〝あなた達なんか〟ときたか。大人しそうな顔をしてるのに随分と気は強いみたいだな。いいねぇ、そういうギャップのある女は好きだぜ。あんたがいつまでそんな強気でいられるか、見させてもらおうか。」


私でも金光や平山を目の前にすると恐怖で怯えてしまうのに、有希の瞳からは〝身体は売っても心までは売らない!〟という強い意志が滲み出ていました。

でも私には有希が無理をしているのが分かりました。

本来有希は、他人に怒る事もできないほど優しくて穏やかな性格なのです。

そんな有希が精一杯、大切な物を守ろうと気を張っているのです。


優しくて健気な有希……その有希が、今から金光達に犯される……私のために……



今書いてるブロマガ用の作品です。
ここまでが無料公開分で、有料分はまだ途中なのですが、あまりに更新できてないのでとりあえずこれだけ……
まだ無料分も含めて修正などするつもりです。

あと昨年、もう完成している物があると言ってしまった作品もあるのですが、そちらも結局大きく修正する事になったりと結構苦戦してます……。

官能小説 喰われる妻 菜穂
【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
官能小説 女子大生 果歩
官能小説 人妻 香苗

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[ 2015/02/20 ] TB(0) | CM(-)

官能小説 人妻 響子 (13)


翌朝、眠りから覚めた響子と長岡は、朝食を食べに行くために身支度をしていた。

ふァ……と、長岡があくびをする。響子もまだ少し眠そうで、2人共明らかに寝不足だ。


「おはよ~!」


元気な声を上げて、隣の部屋から沙弥と堂島がやってきた。


「あ、もう起きてたのね。2人共、昨日はよく眠れた?」


「……。」


意味深に笑みを浮かべながら昨夜の事を聞いてきた沙弥に対し、響子は気まずそうに黙り込んでいた。

すると沙弥は響子に近づいて耳元で「どうだったの?長岡君と。」と、再度聞いてきた。


「どうって言われても……」


響子が答えあぐねていると、沙弥は辺りを見渡して、テーブルの上にあったある物を見つけて嬉しそうに声を上げた。


「あー!なーんだ、しっかり楽しんだみたいね。しかも随分と盛り上がったのねぇ、3回もなんて……ウフフ。」


沙弥が見つけたのはテーブルの上に置いてあった封を切られて空になった3つのコンドームの袋。

そう、響子と長岡は結局昨晩は夜中の3時過ぎまでずっとセックスをしていた。しかも殆ど休憩なしで3回戦まで。

2回目のセックスからは言葉は少なく、ただただ夢中になって快楽だけを求めて互いに腰を振り合った。

性器と性器で深く繋がり合って、相手の熱い体温を感じながら、何度も何度もキスをして、何度も何度も絶頂して……

まさに燃え上がるような情熱的な夜だった。


「ウフフ、ねぇ響子、長岡君のエッチ気持ち良かった?」


ニヤニヤしながら聞いてくる沙弥。

響子は慌ててコンドームの袋をゴミ箱に捨てて、顔を赤くしていた。


「もぉ、響子ったらあんまり乗り気じゃない素振りしてたくせにぃ。」


「あ、あのね沙弥……これはその……。」


「ウフフ、大丈夫よ、響子の旦那さんには秘密にしておくから。」


「……。」


響子としては言い訳もできなかった。

沙弥の思惑通りになってしまったのは悔しいけれど、沙弥がいなければ長岡さんとの出会いはなかった。でも感謝するのも変な気がするし……。

とにかく、違う世界に足を踏み入れてしまったんだなと響子は感じていた。


〝旦那には秘密〟という言葉が胸にズシッときて、実感が沸いてくる。


――……私……本当に浮気しちゃったんだ……――


「ねぇ、長岡君はどうだったの?響子のか・ら・だ。」


「ハハッ、そりゃもう最高だったよ!」


「な、長岡さん……」


長岡の言葉にさらに顔を真っ赤にする響子。

でも〝最高だった〟という言葉を聞いて、響子も心の中で〝私もです〟と呟いた。

昨日のセックスは本当に気持ち良かった。

今までのセックスに対する価値観が180度変わるくらいに。

少し思い出すだけでも身体が熱くなってきてしまう。

単なる寂しさを埋めたいという感情だけではない。

刺激が欲しい、快楽が欲しい、という淫らな感情の方が強いかもしれない。

昨晩の行為を思い出すと、自分自身の淫らさにも驚いてしまう。


――私自身も今まで知らなかった、もう1人の私を、長岡さんが見つけてくれた……――



その後、朝食をとり終えた4人は、帰り支度をして旅館を出た。

しかし案の定、車の中では沙弥を中心に下の話で盛り上がる。


「それにしても今日が初めてなのに3回って凄いよね、私と武でも昨日は2回しかしてないのに。ねぇ長岡君、響子にどんな事させたの?」


「ちょ、ちょっと沙弥……長岡さんに変な事ばっかり聞かないでよ……」


「だって響子は全然教えてくれないんだもん。」


「当たり前でしょ……そ、そんな事……」


「ダメよ響子、もっとオープンにならないとこういう関係は楽しめないのよ。」


「……オープンにって言われても……」


「ねぇ長岡君、どうなの?聞かせてよ。」


「ハハッ、昨日はいたってシンプルなエッチだったよ。ですよね?響子さん。」


「長岡さん……」


「へぇ、3回とも?」


「普通のセックスが凄く良かったからさ、俺と響子さん相性が良いみたいで。そのまま盛り上がって3回戦までね。」


「わぁ、それってある意味凄いよね。じゃあ響子も相当気持ち良かったんだ?」


しつこく聞かれるから、響子も観念して恥ずかしそうにしながらも小さく頷いてみせた。


「ウフフ、良かったね響子。でもちょっと残念だなぁ、長岡君が響子にどんな変態プレイさせたか気になってたのに。」


「へ、変態プレイ……?」


「あ~、やっぱり響子はまだ知らないんだぁ。ウフフ、あのね響子、長岡君はね、す~っごい変態なんだよ。」


「おいおい沙弥ちゃん、あんまり大げさに言うと響子さんが引いちゃうだろ。」


「大げさなんかじゃないでしょ~、この中で一番変態なのって断トツで長岡君なんだもん。ウフフ、響子も長岡君に調教されちゃうわね、きっと。」


「ちょ、調教って……」


「響子はドMだから、男の人に身体を調教されるの、興味あるでしょ?」


〝長岡さんに調教される〟

なんだかよく分からないけど、とても淫猥な響きに聞こえて、下腹部がキュンと熱くなる。


――調教……されたいかも……でも調教ってどんな事するんだろう……――


「あ~やっぱり響子、興味ありそうな顔してる。」


「え?そ、そんな事……」


「そんな事あるくせにぃ。これはもう長岡君にみっちりやってもらいたいって顔よね。長岡君、響子が沢山調教してほしいって。」


「ハハッ、まぁそれはこれから徐々にだよ。楽しみは少しずつ味わっていかないと。ね、響子さん。」


「は、はぁ……」


恥ずかしいから控えめな返事しかできない響子だったが、本当は沙弥の言う通り、〝変態〟〝調教〟という言葉に興味津々だった。

これから長岡さんは私にどんな刺激を与えてくれるのだろうと、期待にも似た感情が沸き上がってくる。

胸がドキドキと高鳴る。こんなに好奇心を揺さぶられるのは初めて。

そしてこの日から、響子の新しいセックスライフは始まった。

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[ 2015/02/12 ] TB(0) | CM(-)