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人妻 吉井香苗(61)

洗濯機に汚れたシーツを放り込む。

少し多めの洗剤と香り付きの柔軟剤。しっかり洗えばこの臭いも染みも取れるはず。


香苗 「……はぁ……」


香苗の口からため息が漏れる。

それは深い悩みから出た深いため息。




昼近くに目を覚ました時には中嶋の姿はなかった。

寝起きで意識がボーっとしている間は、あれは夢だったのかと思っていた香苗。

しかし、なんとなく顔に違和感を感じて自分の手で顔を触ると、指にベットリと付いたドロっとした液体。

黄ばんでいる半分ゼリー状のようなその液体は強烈な臭いを放っていた。


香苗 「……ぅ……これ……」


ベッドから起き上がってさらに確認すると、それは顔中に、そして髪の毛や身体にも付着していて、所々カピカピに乾燥していた。

全裸姿の自分、この臭いを放つ液体、シーツに広がる大きな染み。

徐々に香苗の頭の中に昨夜の記憶が蘇ってくる。



香苗 『ハァッアッアッ……ハァ……ン……中嶋さん……ンッンッ……!!』



中嶋に抱かれ、中嶋の名前を口にしながら喘ぐ自分。

性的快感への欲求は一晩中収まる事はなかった。

最初は中嶋の方から一方的だった行為も、途中からは香苗の方が積極的に求めるようになっていた。

自分から腰を激しく振りたくり、キスをする時も自分から舌を動かし中嶋の舌に絡めた。


香苗 「……私……」


記憶がはっきりとした物になっていくにつれ、香苗の表情は青ざめていく。

手に付着してるのは、中嶋の精液だ。


……私……中島さんと……


そう、香苗は中嶋とSEXをしたのだ。この寝室で。

夫・祐二と使っているこの寝室、このベッドの上で。

祐二以外の男性と身体の関係を持ってしまったのだ。


……私……わたし……イヤッ……!


その記憶を思い出した瞬間、香苗は裸のまま急いで浴室に向かった。

熱いシャワーとシャンプーで髪の毛や顔、身体に付いた汚れと臭いを洗う。

ゴシゴシと力を入れて、神経質なまでに。汚れだけではない、他の物を洗い流すかのように。

しかしいくら身体の汚れを取っても、昨夜の記憶と自分が犯してしまった罪を洗い流す事はできなかった。


香苗 「ハァ……ハァ……ぅぅ……」


香苗はシャワーを浴びながら、泣いていた。

なんて事をしてしまったのだろうと、自分を責めていたのだ。


あれは浮気なのだろうか。きっと浮気なのだろう。

自分がまさか浮気などという罪を犯してしまうなんて思ってもみなかった。

それは第三者から見てもきっとそうだろう。

家族や友人、普段の香苗を知っている者ならば、誰もがまさか香苗が夫を裏切り、浮気をしてしまうなんて思っていない。

真面目な両親の元で大切に育てられた娘である。

そんな事をするなんて、香苗自身も含めて概念としてなかったのだ。


……どうしてあんな事に……


迫ってくる中嶋を、全く拒否する事ができなかった。

それは怖かったから?

違う、あれはレ イプなんかじゃなかった。

中嶋から逃げられなかったのではない、香苗は逃げようとしなかったのだ。

女としての危機感は感じた。祐二の顔も思い浮かんだ。

しかし、香苗の中の別の感情がそうさせなかったのだ。

危ない領域に少しだけ足を踏み入れてみたいという好奇心。

身体の奥から溢れ出てきた尋常ではない程の性欲。

止める事ができなった。

そして気付いた時には快楽の世界に溺れていた。




香苗 「……。」


動き出した洗濯機をボーっと見つめている香苗。

浴室から出て綺麗な下着と服に着替えてから再び寝室に戻った時に感じた、男と女の濃厚な匂い。

この匂いを残しておくわけにはいかない。

窓を開けて換気をし、布団のシーツを洗い、少し強めの芳香剤を撒いた。

それはもちろん、今出張で不在の夫に気付かれたくないから。

人生で初めてかもしれない、こんなにも自分がしている事に後ろめたい気持ちを感じるのは。


香苗 「……はぁ……」


また深いため息。

しかし後ろめたい気持ちがある一方で、やはりあの記憶は香苗の頭の中から消えてはくれない。

寧ろ、何度も思い出してしまう。あの快感を。

中嶋のモノが自分の身体の中に入ってくるあの感覚を。

違い過ぎた。

違い過ぎたのだ。

あれが本当のSEX……。

知らなかった。いや、祐二との夫婦生活では知るはずのなかった女として悦び。

その記憶は香苗の頭に、身体に、消す事ができない程深く刻み込まれてしまったのだ。




香苗 「……。」


動く洗濯機の前に立っている香苗の手には、一枚の布切れが握られている。

それは白い枕カバーだった。

汚れた下着も布団のシーツも洗ったのに、香苗はその枕カバーだけ洗濯機に入れなかったのだ。

枕カバーを両手で広げて、そのある一点を見つめる香苗。

そこには黄ばんだ染みが付いていた。

中嶋の精液が付着して乾燥した部分だ。


香苗 「……ゴクッ……」


そこを見ながら喉を動かして生唾を飲み込む。

そして香苗は、その黄ばんだ染みにゆっくりと鼻を近づけ、肺一杯に空気を吸い込むようにしてその匂いを嗅いだ。


香苗 「はぁぁ……」


脳まで刺激されるような濃い匂いが、香苗の身体を熱くさせていた。




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お待たせしてすみませんでした。久しぶりの更新です。

そしてコメントをくれた読者の皆様、本当にありがとうございます。時間は少し掛かりそうですが、お1人ずつ返信書かせて頂きます。
[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(5)

人妻 吉井香苗(62)

中嶋 『奥さん、明日も来ていいですか?』


香苗 『ハァ……抱いて……欲しいです……明日も中嶋さんに抱いて欲しいです……。』


ふと、昨夜中嶋と繋がっている時に交わした会話を思い出す香苗。

とにかく快感が欲しくて流されるままに、あんな約束をしてしまった。

今日も、言っていた通りに来るのだろうか。

今日も、インターホンのボタンを押してくるのだろうか。


……どうしたらいいんだろう……


昨日した事は過ちだと自覚している。

これ以上、祐二が知らない所で祐二を裏切る訳にはいかない。


……でも……


なんとなく、香苗には自分がそれを断れる自信がなかった。


香苗 「……はぁ……」


香苗は自分の心の中で葛藤していた。

心ではもうあんな事はしてはいけないと思っているのに、何か本能的な部分がそれに抵抗している。

祐二の事は今も想っている。しかしどうしても中嶋の姿も頭の中から消えないのだ。

香苗は夫・祐二とは全てが真逆である中嶋という男と、その中嶋とのSEXに魅了されてしまっていた。

あの約束を交わした後の、中嶋からの責めは凄かった。

男らしく、激しくて力強くて、それでいて女性のツボを的確に突いてきた。

香苗はあの快感が忘れられないのだ。




香苗 『あっあっあっ……!アアアッスゴイ……中嶋さん……ああっ……!』


中嶋 『ハァ……ここ?ここ好きなんだ奥さん、もっと激しくしてほしいですか?』


香苗 『あっあっ……ん……はい……アアアッ!!』


騎乗位で繋がっていた香苗を中嶋が下から激しく突くようにして腰を振ってきた。

白く柔らかな香苗の乳房はその震動に合わせて上下に揺れ、喘ぎ声は大きくなる。

自分から腰を動かしていた時とは比べ物にならない程の快感だった。


……あの時の……凄く気持ちよかった……


その責めで何度も絶頂に導かれた後、香苗はあまりの気持ち良さに身体を起こしている事ができなくなって、中嶋の厚い胸板の上に倒れ込んだ。

その時に中嶋の太い腕がそっと身体を抱き締めてきた事を覚えてる。

ビクビクと快感に震える身体を、包み込むように。

お互いに汗だくで、肌と肌が密着するとベタベタした。でも、なぜかその肌と肌が貼り付く感覚さえ気持ちよかった気がする。

中嶋の息遣い、心臓の鼓動、熱い体温、匂い。その全てがあの空間、あの世界を作っていた。

心地良かった。あの世界にいる時間が。何か胸の中が満たされるような感覚。


そして今もまだ、香苗はその世界に惹かれている。




陽は沈みかけ、もう夕方になろうとしていた。

パソコンの画面を流し見るようにしながら紅茶を飲む香苗。

しかしパソコン上の文字は全く頭に入ってこない。

香苗の心は、落ち着かないでいる。


香苗 「……。」


中嶋は何時に来ると、はっきりとは言ってなかった。


……来るのかな……来ないのかな……


来ない、そういう事もありえる。

よく考えれば、中嶋にとっては一夜限りのお遊びだったという可能性もある。いや、確かに中嶋は最初は一夜限りと言っていたのだから、遊びだったのだろう。

明日も来ると言ったのは、その場だけの言葉だったのかもしれない。

そうだ、中嶋の相手をする女性は他にも沢山居て、きっと自分はその中の1人でしかないんだ。

しかし、香苗にとって本来はそれならそれで良いはず。

もう昨日の事は無かった事にして、元の暮らしに戻る。祐二との幸せな生活に。


……それで良いはず……それで良いはずなのに……この気持ちは、何……?


中嶋が来ないかもしれないという事を考えると、なぜだか胸が苦しくなる。

その感覚は、まるで失恋をした時と同じような胸の苦しみだった。


香苗 「……わたし……どうしちゃったの……」


悩み込むように頭を抱える香苗。

枕カバーは結局、まだ洗っていない。あの後、夢中になって中嶋の精液の匂いを嗅ぎ続けていたら、いつの間にか1時間以上経っていた。

それに加え、実はその時香苗はオナニーもしてしまったのだ。

そう、中嶋の匂いを嗅ぎながら、再び中嶋に抱かれる事を想像して。


香苗 「はぁ……もう……私……駄目になってる……」


香苗は、もしかして自分は中嶋に惚れてしまっているのではないか、と考えざるを得なかった。

でも、そんな自分を認めたくない。認めちゃいけない。

SEXを1回しただけなのに……こんな事って……。相手は遊びだっていうのに……。


香苗 「駄目……女って駄目……」


そして、そんな風に香苗が思い詰めていた時だった。

ピンポーンという香苗の部屋のインターホンが鳴った。


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よし、とりあえず今日も更新できた。
[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(12)

人妻 吉井香苗(63)

静まり返った部屋に響く電子音。

その音が耳に届いた瞬間、香苗の鼓動は一気に速まった。


……来た……の……?


中嶋が来ることが怖かった一方で、中嶋を求めてしまっている自分もいる。
そんな複雑な香苗の心情を、電子音が掻き乱す。

不安げな表情で、とりあえずインターホンのモニターの前まで移動した香苗。

指をモニターボタンに当てながら少しの間考えた後、ゆっくりとそのボタンを押す。


香苗 「……ぁ……」


明るくなるモニター。

そこに映り込んだのは、やはり昨日と同じように中嶋の姿だった。

中嶋がモニター越しにこちらをじっと見つめている。

そしてその中で先に口を開いたのは中嶋の方だった。


中嶋 『……奥さん、いるんでしょ?』


……はぁ……この声……


中嶋の声。

低くて太い男らしい声が、スーっと香苗の身体の中に入ってくる。

すると、まるで何かのスイッチを入れられたかのように身体の奥が熱くなってくる。


……はぁぁ……イヤ……また……


また胸が締め付けられるように苦しくなる。

黙ったまま下唇を噛む香苗は、どうするべきなのかが分からず、声を発する事ができない。


……どうしたら……どうしたらいいの……


正しい答えは決まっている。

それはこのまま中嶋を無視し続けるという事だ。

それが祐二の妻としての正しい選択である事は明白である。

また昨日と同じ過ちを繰り返してはならない。


……だけど……ああ……私……どうして……


昨日と同じように、自分の中のもう1人の自分と闘う香苗。

そんな香苗を急かすように、中嶋は何度もインターホンを鳴らしてくる。


中嶋 『奥さ~ん、昨日約束したでしょう?』


香苗 「……中島さん……」


思わず香苗の口から漏れた、中嶋の名前。


中嶋 『なんだ、やっぱ居るじゃん。』


香苗 「……ご……ごめんなさい私……」


中嶋 『何を謝ってるんですか。どうかしたんですか?』


香苗 「私……やっぱりダメなんです……」


香苗は少し声を震わせながらそう小さな声で呟いた。

それに目も潤み、赤くなっている。


中嶋 『……ん?何か思い詰めているみたいですね。とりあえず話を聞きましょう。ドアを開けてください。』


香苗 「……でも……」


中嶋 『大丈夫ですよ、昨日みたいに強引な事はしませんから。』


香苗 「……。」


そんな言葉、信用して良いのか分からない。

しかし、そんな風に混乱している香苗の心理を中嶋はよく心得ていた。

中嶋にとっては、この香苗の反応は予想通りでもあったのだ。

こういった事に関しては誰よりも経験豊富である中嶋。

だから中嶋は冷静でいられる。そして常に男女の駆け引き、その主導権を握れるのだ。


中嶋 『奥さん、話し合いましょう。昨日事、あれはまだ俺達2人しか知らない事なんですから。』


香苗 「……」


中嶋 『苦しいのでしょう?辛いのでしょう?奥さん、自分を責めているのではないですか?あんな事したの初めてだから。』


香苗 「……中嶋さん……。」


中嶋 『でも、そのまま自分の中にその悩みを閉じ込めていても、ずっと辛いままですよ。』


中嶋の口調は決して乱暴な感じではなく、実に穏やかだった。

そして、その1つ1つの言葉は香苗の心情を見事に当てている。


中嶋 『あんな事、旦那さんには相談できないでしょう?それに、今奥さんの身体に溜まっている色々なモノを解消する事も、旦那さんにはできない。それは奥さんも分かっていますよね?』


香苗 「……でも……私……これ以上……どうしたら……」


中嶋 『とりあえず、ドアを開けてください。互いの目と目を見てゆっくり話しましょう。ほら奥さん、自分の気持ちに素直になって。』


香苗 「……。」


中嶋のその言葉を聞いて、香苗は迷いながらも、ゆっくりと玄関へと向かう。

頭の中は混乱したまま〝どうしたらいいの……どうしたらいいの……〟と、考えながらも、中嶋の居る方へ惹きつけられていってしまう。

そして玄関のドアの鍵に手を掛ける香苗。

これを開けたら、また抱かれてしまうかもしれない。


ドク……ドク……ドク……


でも、もう本当は分かっているのだ。

先程から身体が、もう我慢できない程に火照っている。

下腹部を中心に、あの焦れったいようなムズムズ感が広がっていた。

発情した身体は完全に中嶋を欲している。

そして香苗の心も、どこかでそれを期待し始めている。


香苗 「……ぁぁ……」


それでも怖い。

また自分が壊れてしまうのが怖い。祐二との夫婦生活を壊してしまうのが怖い。


……怖い……怖いけど……あああ……ごめん……祐二……私……


ガチャ


そんな葛藤の中で、鍵に触れていた香苗の指は自然と動いた。

香苗は今日も自分の中の欲望を抑える事ができなかったのだ。

そしてロックが解除された後、ゆっくりとそのドアは、向こう側にいる人間の力によって開かれていった。


中嶋 「フッ……嬉しいですよ奥さん、今日も俺の勝ちですね。」



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[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(0)

人妻 吉井香苗(64)

香苗 「……えっ……ん!」


ドアを開け中に入ってきた中嶋は、すぐにその場で香苗を抱き締めた。

そして香苗が何か言葉を発する前に唇を奪う。


香苗 「ン……ン……っはぁ!……ダメ……中嶋さん……話し合うって……ン……」


逃げようとする香苗の唇を追いかけるようにして吸い付く中嶋。


中嶋 「奥さんもこれを望んでいたんじゃないですか?ほら、舌出して。」


香苗 「ハァ……ン……ァン……ん……ダメ……です……」


中嶋 「俺達に言葉での話し合いなんて必要ないですよ。身体で分かり合えばいい、そうでしょう?」


激しいキスを続けながら、中嶋は大きな手で香苗の乳房や臀部を服の上から大胆に擦る。


中嶋 「こういう方法でないと解消できない悩みではないんですか?奥さんの悩みは。」


香苗 「ン……ァ……ハァ待って……ぁぁ……」


香苗の抵抗は弱々しいものであった。

本気で中嶋からの責めを嫌がってなんかいない。

それを感じ取った中嶋は心の中で確信する。今日もこいつを抱ける、と。

いや、それはもう香苗がドアの鍵を開けた時点で分かっていた事でもあった。

この人妻は昨日の快感が忘れられなかったのだ。

今まで平凡なSEXしか知らなかった人生。

夫だけに一途で、刺激の無い生活を真面目に過ごしてきた人生。

おそらく今まで無意識の内に色々な事を我慢してきた分、反動が大きいのだろう。

あまりにその反動が大きくて、箍が外れた自我の欲望にブレーキを掛ける事ができないのだ。


中嶋 「奥さん、ずっとSEXの事ばかり考えていたんじゃないですか?」


香苗 「……あっ……」


中嶋の手が香苗のスカートの中にスルスルと入っていき、女の大事な部分に到達する。

そして中嶋の指が、香苗の下着の湿り気部分を感知した。


中嶋 「ハハッ、やっぱり濡れるじゃないですか。しかも下着まで染みてますよ、俺が来る前から1人で楽しんでたんですか?」


香苗 「ぁはぁ……イヤ……ァ……ァ……ン……」


濡れた下着の上から指を細かく震動させて、クリ○リスを刺激する中嶋。

香苗はそれに小さな喘ぎ声を出しながら反応する。

中嶋が玄関の中に入ってきてから5分。もうその頃には香苗の抵抗は全くと言っていい程無くなっていた。

そして香苗の両手はいつの間にか中嶋の背中に回っていた。
強引に抱き締められていたはずの香苗が、今は逆に中嶋の身体にしがみ付くように抱き付いている。


中嶋 「うわぁ……すげぇトロトロですよ。」


香苗 「ハァ……ハァ……ん……」


下着の底部分を横にズラして、秘口の中に1本の指をニュルっと入れていく。

大量の涎を流す下の口は、入ってきた中嶋の指を歓迎するように締め付ける。


中嶋 「凄いですよ奥さん、ほら、こんなに濡れてる。」


そう言って愛液で濡れた指を一度引き抜き、香苗の顔の前に持っていく中嶋。


香苗 「イヤ……恥ずかしい……ン……」


そして中嶋はその指で香苗の下唇をそっと優しくなぞった後、それを香苗の口の中に入れる。

すると、香苗は中嶋の指を口の中で舌を使って舐め始めた。まるでフェラチオでもするかのように。


中嶋 「フッ……美味しいですか?俺の指。」


香苗 「……」


その問いに対して恥ずかしそうにしながら何も答えようとしない香苗の様子を見て笑みを浮かべた中嶋は、再び香苗の秘部に指を差し込む。

そして今度は膣壁を擦るようにして指を動かし始めた。


クチャクチュ……クチャクチャクチャ……


玄関に鳴り響く粘着質な音と、高い声。

立ったまま始まった本格的な前戯。

香苗は中嶋の腕の中で顔を紅潮させながら、喘ぎ声の混ざった熱い息を吐いていた。


香苗 「ァ……ハァ……ああ……ン……あっあっ……」


グチャグチュグチャグチャ……!


次から次へと溢れてくる香苗の濃厚な愛液が、太腿を伝って下へと流れていき、履いていた靴下までも濡らしていく。


……ああ……スゴイ……


改めてあまりに上手い中嶋のSEXテクニックに驚き、酔いしれる香苗。

やはり違う。全然違う。

たったの一本の指で責められているだけなのに。


中嶋 「奥さん、凄い感じてますね。気持ち良いですか?」


香苗 「ハァハァ……はい……ァ……ン……」


中嶋 「ハハッ、もう素直になっちゃったんだ。」


中嶋のテクニックの前に早くも堕ちてしまった香苗。

それを見て、中嶋は指を2本に増やし、香苗のヴァギナを激しく責め始める。

香苗が一番感じやすいGスポットを集中的に。


グチャグチャグチャグチャ……!!!!


香苗 「あっあっあっそこ…ああ……アアアアッ!!」


中嶋 「ったく、濡れ過ぎだなぁ、この淫乱マ○コは。」


そして指の動きを激しくしてから間もなく、香苗の陰部から愛液とは違うサラサラとした熱い液体を吹き出し始めた。


グチャグチャグチャグチャ……!!!



中嶋 「あ~出てくる出てくる、止まんないよこれ。」


香苗 「ああ……ああああ……」


全く我慢する事もできずに潮を吹いてしまった香苗。

足元の玄関の床に、香苗が出した体液で水溜りができていく。


香苗 「ハァァ……ダメ……ああ……」


あまりの快感にガクガクと腰を震わせて中嶋にしがみ付く香苗。

もう下半身に力が入らないのであろう。


香苗 「ハァ……中嶋さん……もうダメ…立ってられない……ハァハァ……」


中嶋 「では、ベッドに行きますか?」


そんな中嶋からの言葉に、あっさり首を縦に振り頷く香苗。

まるで先程までの葛藤が無かった事かのように迷いがない。


中嶋 「ハハッ、本当に素直ですね。でも、いいんですか?旦那さんの存在があっても、それでもまた俺に抱かれたいのですか?」


香苗 「……ぇ……」


中嶋からの意外な言葉。

今まで祐二の存在を消すかのような言葉を掛け続けていた中嶋が、あえて祐二の存在を口にしたのには理由があった。

それは中嶋の性癖でもある。他人の女を寝取った時に感じる、独特の興奮を味わうためのものだ。

夫を裏切っているという自覚をさせながら人妻を抱き、よがり狂わせる。これ程興奮するものはない。


中嶋 「それが奥さんの悩みなのでしょう。どうなんです?」


香苗 「ハァ……そんな事……聞かないで……ください……」


中嶋 「答えてください。奥さんがそれでも抱かれたいと言うのなら、俺は喜んでまたあの世界に連れて行ってあげますよ。」


香苗 「……。」


黙り込んでしまう香苗。

香苗の中の罪悪感と葛藤を快楽で消させてきた中嶋から、突然逆に突きつけられてしまった現実。


中嶋 「……どうなんです?本音で言ってください。自分正直になって、そうでないと意味がない。」


香苗 「中嶋さん……」


香苗の膣が、中に入ったままの中嶋の指をギュウっと締め付ける。

もう発情しきったメスの身体は、1つの事しか求めていなかった。
いや、もはや他の選択をするなどという事は考えられない程に身体は疼いている。

我慢できるわけがなかった。それは香苗自身が一番よく分かっている。

もう、あとはそれを口にするだけ。


香苗 「……」


そして少しの沈黙の後、香苗の口はゆっくりと開いた。



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遅くなりましたがギリギリセーフ。
[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(1)

人妻 吉井香苗(65)

祐二 「いえ…あの……すみませんでした!こちらとしましても今後はこういった事がないように……」


……こんなにペコペコ他人に謝る姿、香苗には絶対に見せたくないな……


工場長の前で深々と頭を下げる祐二。

まさか、自分の人生でこんなにも人に頭を下げ続けなければいけない日々が来るとは思っていなかった。

どうして俺がこんな事を……そんな風に本気で思う事もしばしば。

しかしそこは歯を食いしばって我慢。それは責任ある立場の人間の宿命。

だから祐二は何を言われても耐え、そして謝り続ける。

今回の出張では、これが祐二の仕事なのだ。

祐二が働く会社のミスで、取引先の地方の工場に不利益が生じてしまった。そのため、祐二とその他数人の社員で謝罪とその後の対処をするためにここまできたという事である。

自分の会社でも上司から怒られ、さらにこの地方まで怒られに来ているのだ。

だから正直、今回出張のために家を出る時は気持ちが沈んでいた。


祐二 「……はぁ……」


……キツイなぁ……


ストレスの溜まり具合が分かるような深いため息。

実は最近、祐二にはこういった仕事が多い。

社会人生活をスタートして今まで、順調に昇進してきたのは良いが、今は所謂中間管理職。

上からと下からのプレッシャーに挟まれる立場。

だから今は体力的疲労に加え、精神的な疲労に日々苦しんでいた。

しかしだからと言って、へこたれてはいられない。

なぜなら今の祐二はすでに結婚して家族を持ち、その家庭を支える大黒柱でもあるのだから。

今はまだ子供は居ないが、最愛の妻である香苗がいる。

家族のために頑張るしかない。

いつも心が折れそうになる時に支えになっているのは、やはり妻である香苗の存在だった。

家に帰れば、あの笑顔が待っていてくれる。それだけで、祐二は何事にも耐える事ができるのだ。




「吉井さん、今日はこの後どうします?」


出張を共にしてきた1つ年下の部下がそう祐二に声を掛けてきた。


祐二 「え?どうするって、晩飯の事?それなら昨日美味しい店を何軒か教えてもらったから……」


「違いますよぉ、さっき休憩の時に言ったじゃないですか、凄い可愛い子が居る良い店見つけたって。」


祐二 「あ~あの事か……え?もしかして今日も行くつもりなのか?」


「へへ……もちろん。もうストレス発散しないとやっていけないですよ。」


この独身の部下が言っているのは、もちろん風俗店の事だ。


祐二 「よくやるね。そんな所に行ったら1日働いた分の給料が飛んでしまうんじゃないか?」


「でもホントに可愛いかったんですよその子。だからどうです?吉井さんもたまには。」


祐二 「俺は遠慮しておくよ。一応結婚してる妻もいるしね。」


「はぁ、真面目だなぁ吉井さんは。結婚してても結構行ってる人多いですよ。」


祐二 「え~そうでもないだろう。まぁ俺はその前にそういう店、興味ないからね。」


「え?マジっスかぁ、でも1回行ってみたら意外とハマっちゃうかもしれませんよ。やっぱり素人とはテクニックが違いますから。」


祐二 「なんだよそれ……兎に角俺は遠慮しておくよ。」


「へぇ~奥さんに一途なんですね、吉井さんは。あ~そうか、あの美人な奥さんなら一途にもなりますよね。」


その部下は、数年前の祐二と香苗の結婚式を思い出しながらそう言った。

当時同じ職場仲間達の間では、祐二の結婚相手が相当に美人だとよく話題になったものだ。

それに加え料理上手、家事上手だと言うのだから文句のつけようが無い。


祐二 「ハハッ、お前も早く結婚した方が良いぞ。全然違うから。」


そう、祐二は妻である香苗に一途だ。

祐二自身は、香苗に出会ってから他の女性に目移りした事など一度も無い。

それはきっと香苗も同じだろうと、祐二は夫婦間の関係に自信を持っていた。

香苗はいつも素敵な笑顔でいるし、幸せそうであった。

それに何か結婚生活に不満を持っているなどとは一度も聞いた事はないし、そんな素振りも見たことはない。

1つだけ不安要素があるとすれば、最近祐二の仕事が忙しくなってきて、一緒にいる時間が少なくなったという事くらいであろうか。

しかし香苗も大人の女性だ。その辺りはしっかり理解してくれていると思う。

そういえば、忙しくなった影響で最近は夜の営みも減っていた。

それで少し前に香苗の方からベッドの中で誘ってきてくれた事があったが、それには祐二なりにしっかりと応えたつもり。

元々2人とも性に関しては淡白な方であるという認識だったため、祐二はSEXが減った事をそれ程深く考えていなかった。

子供に関しても、欲しいという気持ちが生まれたら作ろうと二人で決めている。

だから祐二は、香苗が何か生活に不満を抱えているなどとは夢にも思っていなかったのだ。

俺達の結婚生活は順調だと、信じて疑わなかった。



……香苗どうしてるかな……


精神的疲労が溜まったこんな日は、やっぱり香苗の声が聞きたい。

あの声を聞くだけで、どれだけ祐二が癒される事か。


祐二 「今頃、香苗も飯でも食ってる頃か……」


そんな事を呟きながら、祐二は携帯電話を取り出してボタンを押し始めた。


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[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(5)