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官能小説 居候と人妻 真弓(65)

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真弓がその声に驚いて顔を上げると目の前に新田が立っていた。

慌ててスカートの中に入れようとしていた手を戻す真弓。

新田はキッチンのカウンター越しに立っていたから真弓が何をしようとしていたかは見られていないはずだが、不意を突かれた真弓は大きく動揺していた。


「新田君……!?」


「何してるんですか?また顔真っ赤ですけど。」


新田は動揺する真弓を見て明らかに何かを疑うような目でニヤついていた。


――何してるのよ私……新田君達がまだいるのに、ここでしようとしちゃうなんて……――


まさかキッチンでオナニーをしようとしていたなんて、絶対に知られたくない真弓は勘付かれないように平静を装おうとした。


「べ、別に何も……あ、それより、新田君はどうしたの?飲み物?」


「あ~いや、飲み物じゃなくて、俺達うっかりしちゃって、もうすぐ終電の時間なんですよ。」


「え……あっ!ホントだ!」


新田に言われて時計を確認すると、すでに最寄り駅の終電間際の時間になっていた。

真弓も一緒に酒を飲んでいたから、すっかり時間を忘れてしまっていたのだ。


「えっと……どうしようか……私が駅まで車で送ってあげれば良かったんだよね……でも私もお酒飲んじゃったから運転はできないし……あ、そうだ、タクシー呼ぼうか?」


「いやぁ、今からタクシー呼んでもたぶん終電には間に合わないんで。」


「ん~……そっかぁ……じゃあ新田君達の自宅までタクシーで送ってもらう?」


「それだと料金が凄い事になっちゃうと思うんですよね、地味に遠いんでアルバイト代数日分一発で吹っ飛びそうで怖いんスよねぇ。」


確かにアルバイトで生活している学生がタクシーを使う事に抵抗を感じるのは分かる。お金は大事。

真弓はどうしたものかと少し考えた後〝それなら私が出してあげてもいいけど……〟と口に出し掛けたが、その前に新田がこう言ってきた。


「真弓さん、あのぉ……今夜ここに泊まってっちゃダメですか?」


「えっ……!?泊まる?」


「俺達適当に床とか畳の上で寝るんで、朝になったらすぐに帰りますし。」


予想外の展開に、真弓はどう返答をすればいいのか迷っていた。

今日はてっきり夜には皆帰ると思っていたから……それにまだ学生の子達とはいえ、3人の男性が家に泊まっていくことに対して二つ返事でOKを出す事には少し抵抗があった。

でも状況的に断る事も難しい。


「やっぱ迷惑ですか?急ですもんね。」


「……迷惑って事はないけど……」


「おお!じゃあ泊まっていってもいいんですか!?ありがとうございます!」


「え、あ……あの……」


まだOKした訳でもないのに新田に強引にそう言われてしまい、もう受け入れるしかなくなる真弓。

真弓の性格的に、ここから断る事は不可能だった。


「やっぱ真弓さん優しいなぁ、最悪駅前のネカフェに行くことも考えてたんスけどもう全員酔っ払ってるし正直面倒くせぇと思ってたんで、マジ感謝です!」


「そ、そうだよね……ここから駅の方に行くのも結構遠いもんね……」


もう仕方ない、泊まっていってもらうしかないと真弓は諦める事にした。


「あ、でもマジで真弓さん気とか使わなくていいですからね!俺達多少身体が痛くても床で寝ますんで!たぶん明日一日背中とか痛くなっちゃうけど本当に大丈夫ですからね!布団とか無くても全然OKなんで!マジで平気ですから気使わないでくださいね。」


新田のわざとらしいその言い方に、真弓は思わずクスっと笑った。

そんな風に言われたら真弓は逆に布団を用意せざるを得ない。

新田は何かと強引だが、こういう遠慮のないところは真弓は嫌いじゃなかった。


「わかったよ~、後でお布団用意するからちょっと待っててね。」


「え!布団出してくれるんですか!いやぁなんか悪いですねぇ。
あ~そうだ真弓さん、あと俺達汗で身体ベタベタしてて気持ち悪いけどお風呂とか別に入らなくてもOKなんで、身体ベタベタでぐっすり眠れないかもしれなけど気にしないんで!その辺も気にしなくてもいいですからね!」


「はいはい、お風呂も用意するね~」


真弓が笑顔でそう答えると、新田は嬉しそうに

「お~い!真弓さんが今日は泊まっていっても良いってよぉ!布団も風呂も用意してくれるってよ~!」

と、座敷にいる西村や酒井に聞こえるように大声言いながら部屋に戻っていった。

そしてそんなこんなで、新田達三人が一泊していく事が急に決定してしまった。


新田がいなくなった後、真弓はキッチンでひとり「ハァ……」とため息をついていた。

真弓は元々人の世話をするのが好きな方だし、新田達とお酒を飲むのは楽しかったから別にその子達が一泊していくくらいの事は平気だった。

布団や風呂を用意する事だって全く苦じゃない。

ただ、一つだけ困った事がある。

そう、それは真弓自身の身体の事だ。

さっきは思わずキッチンでオナニーを始めてしまいそうになった真弓。

きっと新田が来なかったらそのままパンツの中に手を入れてしばらくオナニーを止めれなかったと思う。

それくらいに身体が疼いてしまっている状態のまま、真弓は一晩を過ごさなければいけなくなってしまったのだ。

本当は新田達が帰った後、お昼の続きを……拓実とセックスの続きをするつもりだった真弓。

というか真弓はその気で満々だった。

多少拓実が酒で酔っ払っていても、自分の方から誘いたいと思っていた。

正直今までにないくらいムラムラして身体が疼いている分、ギリギリまで我慢した分、今夜はいつもよりも気持ち良いセックスができるんじゃないかという期待もあった。

でも新田達が泊まっていくとなれば、おそらく拓実とセックスはできない。


「はァ……」


また思わずその場でため息をついてしまう真弓。

新田達が泊まっていく事になってしまったのは仕方ない。時間を気にしていなかった自分にも責任がある。

でも……どうしよう……

本当に困り果ててしまう程身体ムラムラしてしまい、頭を抱える真弓。

しかし今回ばかりは我慢するしか真弓には選択肢がない。


……我慢するしか……ないんだよね……ハァ……我慢しなきゃ……今日一晩は新田君達がいるんだから……


新田達が泊まっていくことが決まってしまった以上、今日だけは我慢しなきゃと自分自身に強く言い聞かせる真弓。

さっきみたいに我慢できずにキッチンでオナニーしてしまうような事は、もうしてはいけない。もしそんな所見られしまったら大変だ。言い訳できない。


……我慢我慢……気持ちを切り替えて……冷静にならないと……


そしてそんな風に真弓が頭の中で繰り返していると、また新田の声が聞こえてきた。


「真弓さ~ん!俺達着替えがないんですけどぉ、このままの服で寝るんで大丈夫ですからね~!ジャージとかスウェットとか、別になくても平気なんで!」


真弓はそれを聞いてまたその場で「はァ……」とため息を一つつくと、もう一度気持ちを切り替えるように深呼吸した後
「は~い、着替えも用意するね~」と笑顔で答えた。


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[ 2017/08/29 ] TB(0) | CM(3)