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人妻 吉井香苗(62)

中嶋 『奥さん、明日も来ていいですか?』


香苗 『ハァ……抱いて……欲しいです……明日も中嶋さんに抱いて欲しいです……。』


ふと、昨夜中嶋と繋がっている時に交わした会話を思い出す香苗。

とにかく快感が欲しくて流されるままに、あんな約束をしてしまった。

今日も、言っていた通りに来るのだろうか。

今日も、インターホンのボタンを押してくるのだろうか。


……どうしたらいいんだろう……


昨日した事は過ちだと自覚している。

これ以上、祐二が知らない所で祐二を裏切る訳にはいかない。


……でも……


なんとなく、香苗には自分がそれを断れる自信がなかった。


香苗 「……はぁ……」


香苗は自分の心の中で葛藤していた。

心ではもうあんな事はしてはいけないと思っているのに、何か本能的な部分がそれに抵抗している。

祐二の事は今も想っている。しかしどうしても中嶋の姿も頭の中から消えないのだ。

香苗は夫・祐二とは全てが真逆である中嶋という男と、その中嶋とのSEXに魅了されてしまっていた。

あの約束を交わした後の、中嶋からの責めは凄かった。

男らしく、激しくて力強くて、それでいて女性のツボを的確に突いてきた。

香苗はあの快感が忘れられないのだ。




香苗 『あっあっあっ……!アアアッスゴイ……中嶋さん……ああっ……!』


中嶋 『ハァ……ここ?ここ好きなんだ奥さん、もっと激しくしてほしいですか?』


香苗 『あっあっ……ん……はい……アアアッ!!』


騎乗位で繋がっていた香苗を中嶋が下から激しく突くようにして腰を振ってきた。

白く柔らかな香苗の乳房はその震動に合わせて上下に揺れ、喘ぎ声は大きくなる。

自分から腰を動かしていた時とは比べ物にならない程の快感だった。


……あの時の……凄く気持ちよかった……


その責めで何度も絶頂に導かれた後、香苗はあまりの気持ち良さに身体を起こしている事ができなくなって、中嶋の厚い胸板の上に倒れ込んだ。

その時に中嶋の太い腕がそっと身体を抱き締めてきた事を覚えてる。

ビクビクと快感に震える身体を、包み込むように。

お互いに汗だくで、肌と肌が密着するとベタベタした。でも、なぜかその肌と肌が貼り付く感覚さえ気持ちよかった気がする。

中嶋の息遣い、心臓の鼓動、熱い体温、匂い。その全てがあの空間、あの世界を作っていた。

心地良かった。あの世界にいる時間が。何か胸の中が満たされるような感覚。


そして今もまだ、香苗はその世界に惹かれている。




陽は沈みかけ、もう夕方になろうとしていた。

パソコンの画面を流し見るようにしながら紅茶を飲む香苗。

しかしパソコン上の文字は全く頭に入ってこない。

香苗の心は、落ち着かないでいる。


香苗 「……。」


中嶋は何時に来ると、はっきりとは言ってなかった。


……来るのかな……来ないのかな……


来ない、そういう事もありえる。

よく考えれば、中嶋にとっては一夜限りのお遊びだったという可能性もある。いや、確かに中嶋は最初は一夜限りと言っていたのだから、遊びだったのだろう。

明日も来ると言ったのは、その場だけの言葉だったのかもしれない。

そうだ、中嶋の相手をする女性は他にも沢山居て、きっと自分はその中の1人でしかないんだ。

しかし、香苗にとって本来はそれならそれで良いはず。

もう昨日の事は無かった事にして、元の暮らしに戻る。祐二との幸せな生活に。


……それで良いはず……それで良いはずなのに……この気持ちは、何……?


中嶋が来ないかもしれないという事を考えると、なぜだか胸が苦しくなる。

その感覚は、まるで失恋をした時と同じような胸の苦しみだった。


香苗 「……わたし……どうしちゃったの……」


悩み込むように頭を抱える香苗。

枕カバーは結局、まだ洗っていない。あの後、夢中になって中嶋の精液の匂いを嗅ぎ続けていたら、いつの間にか1時間以上経っていた。

それに加え、実はその時香苗はオナニーもしてしまったのだ。

そう、中嶋の匂いを嗅ぎながら、再び中嶋に抱かれる事を想像して。


香苗 「はぁ……もう……私……駄目になってる……」


香苗は、もしかして自分は中嶋に惚れてしまっているのではないか、と考えざるを得なかった。

でも、そんな自分を認めたくない。認めちゃいけない。

SEXを1回しただけなのに……こんな事って……。相手は遊びだっていうのに……。


香苗 「駄目……女って駄目……」


そして、そんな風に香苗が思い詰めていた時だった。

ピンポーンという香苗の部屋のインターホンが鳴った。


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よし、とりあえず今日も更新できた。
[ 2014/01/02 ] TB(0) | CM(12)

京香さん

京香さんありがとうございます。

そうですね、文字だけのこの世界ではちょっとした事で勘違いが生まれたり、印象が変わったりしますからね。
色々な意味で注意する必要がありますね。

気を付けながら、文章書いていきたいと思います。

はい、気持ちも切り替わった実感がありますし、これから頑張ります!
[ 2011/08/05 00:20 ] [ 編集 ]

まぁ、結果よしの流れですかね(笑)

ただ文字だけの世界は難しい部分もあるから、ご注意を(笑)

メンメンさん、愛の鞭と温かい読者さんの為にも完結まで頑張ってくださいね♪
[ 2011/08/04 02:57 ] [ 編集 ]

良かったですね!

メンメンさんがスルタンさんにきちんとお返事して

スルタンさんがまたコメントして下さる、

なんか、イイですね!

私はスルタンさんのコメントに悪意を感じなかったので、反スルタンではありません~(^-^)☆

0か10かの意見じゃなくて いろいろな意見あっていいし

いろいろあるからメンメンさんも成長されるのかもしれませんね。

横からすみませんm(__)m

これからも更新楽しみにしてます。

返信不要です☆
[ 2011/08/04 00:42 ] [ 編集 ]

これはただのつぶやきです。

好きだからこその思い、てことは何となくわかってました。

焦がれる気持ちが鋭い棘をもったような。

好きと嫌いは紙一重。

素敵なことですね。
そんなに思ってもらえることは。


※メンメンさん、お返事コメントは不要でございます。
[ 2011/08/04 00:14 ] [ 編集 ]

スルタンさん

スルタンさんありがとうございます。

スルタンさんのコメントと皆さんのコメントで本当に気合入りました。完結に向けて頑張ります!

また甘えが見えたら容赦なくお尻叩いてください。今後とも宜しくお願いします☆


……やっぱりスルタンさんは優しい人だったんですね(笑)

[ 2011/08/04 00:10 ] [ 編集 ]

ひかりさん

こちらこそありがとうございます。

マイペースを意識しながらバランス取っていきたいと思います。
できる限り頑張るのでこれからもどうぞ宜しくお願いします☆
[ 2011/08/04 00:02 ] [ 編集 ]

ぽむぽむさん

コメントありがとうございます。

いえ、失礼だなんてとんでもないです。
ご指摘ありがとうございます。先程修正しました。

漢字が違うと官能小説の場合、頭の中のイメージに大きく影響してしまいますから、そういったアドバイスは本当にありがたいです。
[ 2011/08/03 23:59 ] [ 編集 ]

あーちさん

コメントありがとうございます。

そうですね、あのようなコメントを頂いて目が覚めたというか、気合が入りました。


あーちさんの体験談素敵ですね。

危険な恋の駆け引きは一番感じるというか、ドキドキしますよね。

僕はした事ないのですが、浮気のSEXって相当気持ち良いのではないかと想像してます。浮気という心理がある種のスパイスになると思うんですよね。

でも現実にはそこから一線を越えるのは難しいですし、それは結婚しているなら尚更だと思います。色々な影響がありますし、その後幸せになれるかは分からないですもんね。

そういった恋はギリギリの所で楽しむのが良いのかもしれません。

でも、とは言ってもそんな状況には惹かれてしまう。
そういう時に官能小説の中の世界でその気持ちを少しでも解消して頂けたらなぁと思います。

髪を撫でられただけで感じるって良いですね。ちょっと小説で使わせてもらうかもしれません(笑)
[ 2011/08/03 23:56 ] [ 編集 ]

批判じゃね~よ

先ずは、メンメンに対する返事だな。
『不快に思って無いよ』あんたのファンだから、活を入れたんだよ!
まぁ、あんたなら分かってると思うけどね!
反スルタンのみんな!
批判って思ったかもしれんが、愛の鞭ってやつもたまには必要なんだって、あのまま、ダラダラと更新が滞ったら嫌だろ?
俺は早く先が読みたいの、打ち切られたくないの!
ちょっとメンメンに甘えが見えたからね、活を入れたんだよ(笑)
まぁメンメンは幸せ者だな!
優しいファンがいっぱいじゃね~か。
がんばって完結しろよ!
また甘えが見えたら、毒舌撒き散らすからな(笑)
じゃ~な!
[ 2011/08/03 23:28 ] [ 編集 ]

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[ 2011/08/03 20:52 ] [ 編集 ]

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[ 2011/08/03 08:57 ] [ 編集 ]

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[ 2011/08/03 02:02 ] [ 編集 ]

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