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官能小説 青春の人 佳代ちゃん(108)


〝佳代ちゃん、好きだ〟


それは勇気を出してした告白ではなく、感情が溢れてどさくさ紛れにした告白だった。

セックス中に告白するなんて馬鹿っぽいけど、この時の俺は夢中だったんだ。

俺はその後も、〝好き〟という言葉を何度も口に出しながら、佳代ちゃんに想いをぶつけるように腰振り続け、何度もキスをした。


「ハァハァ……佳代ちゃん……好きだよ……佳代ちゃん……ハァ……」


「あっんっ……ナオ君っ……ハァ……ああんっ……ハァ……」


セックスしながらの告白だから、最中は佳代ちゃんに伝わっているのかどうか分からなかった。

でもセックス自体は過去最高と言ってもいい程盛り上がっていた。

俺は息を荒くしながら腰を振り、佳代ちゃんの喘ぎ声は徐々に大きくなっていった。

そして俺と佳代ちゃんは、一緒に快感の絶頂に近づいていった。


「ああん!ああっ!イキそう……ナオ君っ、私イっちゃう!あっんっ!」


「ハァ俺も……ハァ佳代ちゃん……俺もイキそう……ハァ……」


「ああんっ!あっイク……もうダメ!イっちゃう!いくぅ!」


「ハァハァ!佳代ちゃん!」


「ナオ君っ!……はああンっ!!」


ラストスパートで激しく腰を振り合った後、俺と佳代ちゃんは同時に絶頂&射精した。


「「ああっ……!」」(2人の声が重なる)


頭が真っ白になるような凄まじい快感だった。

絶頂した瞬間に佳代ちゃんは俺の身体をギュッと抱きしめてきて、俺も佳代ちゃんを強く抱きしめながらその快感が全身に広がるのを感じていた。

ドクン!ドクン!と股間が震え、射精が続く。

佳代ちゃんの腰もビクンビクンと痙攣していた。


「ハァ……ハァ……」


「ハァ……ん……ハァ……」


長い射精が終わり、果てた後は俺も佳代ちゃんも、まるで全力疾走した後のようにハァハァと胸を上下させながら呼吸していた。

そのまましばらく、俺と佳代ちゃんは黙って目を閉じたまま抱き合っていた。たぶん10分以上。

まるで快感で身体が溶けて、佳代ちゃんと一つになってしまったかのような感覚だった。

目を閉じて、その一体感を味わいながらお互いの息遣いだけをずっと聞いてた。

心から愛おしい佳代ちゃんを……このまま永遠に抱きしめていたいと思った。






「……ナオ君……大丈夫?」


そこから先に目を開けたのは佳代ちゃんの方だった。

俺はその佳代ちゃんの声でやっと夢のような世界から目を覚ました。


「……佳代ちゃん……」


佳代ちゃんは、そんな俺の顔を見て優しく微笑むと、俺の額の汗を手で触ってきた。


「ナオ君、すごい汗掻いてる。」


「……うん……」


「気持ち良かったね♡」


「……うん。」


しばらくしてセックスの余韻がようやく冷め始め、俺はゆっくりと佳代ちゃんの膣(なか)から射精を終えたペニスを引き抜いた。

でも佳代ちゃんから身体を離した途端に、俺は我に返った。


「……ご、ごめん……佳代ちゃん……」


よりにもよってセックス中に自分勝手なタイミングで突然告白するなんて。

我に返ってそれを思い出した途端に気まずくなって、俺は咄嗟に佳代ちゃん謝ってしまった。


「……?どうして謝るの?」


「……俺、さっき変な事言っちゃったし……」


すると佳代ちゃんは申し訳なさそうな顔をしている俺を見て、クスクス笑ってこう言った。


「うん、ちゃんと聞こえてたよ。」(いつもの可愛い笑顔で)


「……佳代ちゃん……」


俺の胸が、再びドキドキしてくる。


「ねぇナオ君、それっていつから?その……私の事、いつから好き……だったの?」


少し照れたような表情で聞いてくる佳代ちゃん。


「それは……えっと……高校の時から……ていうか……初めて会った時から……ずっと……」


俺は顔を真っ赤にしながら、改めてそう告白した。

すると、それを聞いた佳代ちゃんの顔も赤くなる。


「え~……そうだったんだ……」


「……うん……」


「初めて会った時って事は……1年生の頃からって事?」


「……うん。」


「ずっと?」


「うん。」


「わぁ……そうなんだ……」


2人で顔を赤くしながら、気恥ずかしくなってお互いに黙ってしまう。


「……」


「……」


そして少しの沈黙の後、また先に口を開いたのは佳代ちゃんだった。


「……でも私、本当は知ってたかも。」


「え?」


「ナオ君が私の事、そういう風に想ってくれてた事。」


「……そう……なの?」


「だってナオ君、授業中とか部活の時とか、私の方ずっと見てくるんだもん。」


佳代ちゃんに笑顔でそう言われ、俺は焦った。

もちろん図星だからなんだけど。

佳代ちゃんに気付かれないように、いつもさり気なく見ていたつもりなのに、やっぱり気付かれてたんだ……。


「ああいうのって分かるんだよ?なんか視線って背中でも感じるもん。」


「……ご、ごめん……」


恥ずかしいし、申し訳なくて、謝るしかない俺。

でも佳代ちゃんはそんな俺を見て、また優しく微笑んで

「でもなんかそういう所、可愛くてナオ君らしいよね」

と言ってくれた。

そして、佳代ちゃんは少し考えるような素振りを見せた後、優しい口調で俺にこう言ってきた。


「ナオ君……私、ナオ君が私の事そういう風に想ってくれるの……凄く嬉しいよ。」


「……佳代ちゃん……」


「好きって言ってくれて……凄く嬉しい……本当に……」


「……」


「……」


優しく微笑んだ佳代ちゃんの目には、薄っすらと涙が浮かんでいた。

その佳代ちゃんの表情を見て、なんとなく分かった。

だって俺は、ずっと佳代ちゃんを見てきたんだから。

佳代ちゃんは優しいんだ。

俺は全て察して、泣きそうになった。


すると佳代ちゃんは、そんな半泣きの俺に顔を近づけて、頬っぺたに優しくキスをしてくれた。


「……佳代ちゃん……」


そして佳代ちゃんは俺の目を見つめた後、黙って頭を下げ、俺の股間に手を伸ばし、ペニスに着いたままだったコンドームを丁寧に外し、陰茎に付着した精液をゆっくりと舐めとるようにフェラチオを始めた。


「か、佳代ちゃん……?」


「ン……ン……チュパ……」


ペニスを口に咥えて頭を前後させる佳代ちゃん。

気持ち良くてすぐに固くなっていく俺のペニス。

ペニスがしっかり勃起したところで佳代ちゃんは口を離すと、ベッドの端にあった置いてあった袋からコンドームを取り出し、丁寧にペニスに被せた。

そして俺は佳代ちゃんに再びギュッと抱きしめられ、2人で一緒にベッドに倒れていった。


正直、そこからはあまり覚えていない。

覚えているのはそこから2回か3回、お互いに殆ど言葉を交わさずに夢中でセックスをした事。

佳代ちゃんが沢山キスをしてくれて、俺の身体にキスマークを沢山付けてくれた事。

俺も佳代ちゃんの身体に沢山キスマークを付けた事。

そして最後は体力を使い切って、2人で布団の中で裸のまま抱き合って眠った。


たぶん、それが今までの俺の人生で一番幸せだった時間だと思う。



翌朝、目を覚めすと、佳代ちゃんはすでに居なくなっていて、テーブルの上に置手紙が残っていた。




〝ナオ君おはよう!
それと、お誕生日、おめでとう。
昨日は突然だったのに泊まらせてくれてありがとね。
私、ちゃんと祝えたかな?笑


ナオ君、私ナオ君の気持ち、本当に嬉しかったよ。
ナオ君は大好きな友達だから。
ホントだよ?私、男の子の中で一番仲が良いのナオ君だもん。

だからこれからもずっと、友達でいてほしいな。

私、我がままかな? ごめんね。
こんな私でも好きって言ってくれて、ありがとう。


じゃあアルバイト行ってくるね!


佳代より 〟






[ 2017/02/08 ] TB(0) | CM(6)

名無しさん

> あーーー気持ち悪くなってきた
> この感覚を待っていました、最高です、締めも楽しみにしてます

ありがとうございます。
良い感じに気持ち悪くなって頂けたみたいで、嬉しいです。笑

もうすぐ完結なので、頑張ります。
[ 2017/02/08 23:43 ] [ 編集 ]

名無しさん

> あー非常に良いですねこれは
> ちょっとダラダラになってるかなと思ってましたが、ここでこれは素晴らしい
> 才能を感じます


ちょっと照れちゃいますが、ありがとうございます。
これからも楽しんでもらえるように頑張ります☆
[ 2017/02/08 23:41 ] [ 編集 ]

りっくんさん

いつもありがとうございます。

ナオヒロはフラれましたが、佳代のエロさは永遠に不滅ですw
[ 2017/02/08 23:40 ] [ 編集 ]

あーーー気持ち悪くなってきた
この感覚を待っていました、最高です、締めも楽しみにしてます
[ 2017/02/08 08:15 ] [ 編集 ]

あー非常に良いですねこれは
ちょっとダラダラになってるかなと思ってましたが、ここでこれは素晴らしい
才能を感じます
[ 2017/02/08 05:43 ] [ 編集 ]

ナオくーーーーーーーーーーーん!!!!!涙涙涙
(きっと佳代ちゃんはA先輩のとこに帰ったんだ。きっとそうだ)
[ 2017/02/08 02:12 ] [ 編集 ]

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